為替と日経平均 2020/2/20
株
米ドル/円
(為替)
中途半端に抜けて横横するよりも、
この展開の方がイメージしやすいかな。
ここまで上げたら、
急落して戻してくるのが妥当だね。
為替と日経がズレてきてるね。
今日ここまで戻すとは思わなかった。
日経の上昇が為替に比べて早かったかな。
(3年チャート)
・為替
・日経
(1年チャート)
・為替
・日経
(6ヶ月チャート)
・為替
・日経
(良ニュース)
①欧州為替:ドル・円は上値を試す展開、
本日安値から1円超上昇
欧州市場でドル・円は上値を試す展開となり、
一時112円18銭まで値を切り上げた。
本日安値から1円超上昇。
欧州株はほぼ全面安、
さらに米10年債利回りは動意薄。
ただ、リスク選好の円売りが続き、主要通貨を
押し上げているもよう。
②日経平均テクニカル:続伸、
長い上ヒゲ出し25日線下で終了
長い上ヒゲを伴う陰線を引き、終値は25日線や
その下を走る75日線を下回り、上値の重さを
とどまったが、転換線がわずかに下降。
遅行線が弱気シグナル発生を継続したことも
あり、売り圧力を示唆している。
ボリンジャーバンドでは、ザラ場高値が
中心線を上回ったが、終値は中心線下に
とどまり、こちらも上値の重さを再確認した
格好。RSI(14日ベース)は
51.71%(昨日53.15%)と中立圏の
ほぼ中央で引けた。
《FA》 提供:フィスコ
③日経平均は大幅続伸、
短期筋の買い戻しは一巡か(ランチタイム)
23607.77円(出来高概算5億6168万株)で
前場の取引を終えた。前日の米国市場では、
中国政府による景気支援策が好感されるなか、
前の日に下落が目立ったハイテク株を中心に
買い戻しが広がった。米連邦公開市場委員会
(FOMC)議事録では、多くの連銀高官が
現行の金融政策が適切と考えており、金利を
維持する方針で一致したことが示された。
23585円になるなか、為替相場が1ドル=111円
台を約9ヶ月ぶりの円安水準を回復したことも
あり、本日の東京市場は買い先行のスタートと
なった。前場中ごろから開始された
中国・上海総合指数をはじめとした
アジア株式市場が、材料出尽くし感により
伸び悩んだことから、海外短期筋による
買い戻しの動きも一巡したもよう。
足元の先物手口動向では、2月18日の
相場下落局面で、クレディスイス証券による
225先物の大口売り越しが目立ったことから、
海外短期筋が新規のショートポジションを
改めて組み立てているとの観測があった。
前日19日に日経平均が5営業日ぶりの反発を
みせた際に目立った同主体による買い戻しの
動きがなかったことからも、本日は朝方から
足元で225先物を売り越していた主体による
ショートポジションの巻き戻しの動きが
幾分か出た可能性がある。
一方で、本日の中国市場では、発表された
2月分の最優遇貸出金利「ローンプライム
レート(LPR)」(事実上の貸出基準金利)の
1年物と5年物がともに市場予想通り
引き下げられたことが朝方は好感されたが、
その後はマイナスに転じる場面もみられて
いる。為替市場では、1ドル=111円台をキープ
しているものの、材料出尽くし感の意識された
アジア株式市場のさえない推移を受けて、
朝方から観測された海外短期筋による買い戻し
の動きも概ね一巡しているもよう。
物色としても、空売り比率の高まっていた
ハイテク株中心に個別の買い戻しがみられて
いるが、上値追いの動きには至っていない
銘柄が多く散見されている。年初からの
期間でみた価格帯別売買高における
商いの集中しているレンジである
日経平均23800-23900円レベルでの
上値の重さが意識されているようだ。全体の
地合いは崩れていないことからも、業績期待の
大きい銘柄やバリュエーション面で割安感の
ある銘柄に対する押し目買いのスタンスは維持しておきたいところである。
《AK》
提供:フィスコ